家をつくりたい、土地を探したい。そんなあなたに不動産購入に関する第一歩。基礎的な知識をご紹介します。
家を買いたいけどどうしたらいいか分からない、土地から探したい!などご相談などございましたら、ぜひお気軽にKDLまでお問い合わせください。
家づくりを考える理由は?今は買い時?
家は、一生に一度買うか買わないかという物です。今家を持っている人たちは、どのような理由やきっかけで家づくりをスタートしたのでしょう?
家づくりにじっくり時間をかけたいから子育て前に、小学校へ入るまでに学区をはっきり決めたい、育休中にゆっくり家づくりを進めたい、子供の声や足音を気にせずに子育てしたい等が、家づくりを考え始める大きな理由のようです。そのため、結婚から第一子が6才くらいになるまでに家を求めるケースが多いようです。
住宅ローンの金利面だけでいえば、ここ何年かは低金利が続いており、買い時と言えるでしょう。しかし、家を買うタイミングは人それぞれ。あなたと家族のライフプランと照らし合わせながら、一緒に家づくりを進めていきましょう。
予算を立てる
預金から考えてみましょう
住宅を購入する際、一般的に住宅ローンを借りますが、一定の金額は手持ち資金から「頭金」として用意しなければなりません。
この頭金は物件にもよりますが、通常「価格の2割」程度が理想とされています。つまり、手持ちの預金が価格の2割になるように逆算すれば「買える額」の目安がわかります。
ただし、家を買うと税金や手数料などもかかります。この諸費用も手持ち資金でまかなうのが原則ですので、実際には価格の2割以上の預金が必要です。
年収から考えてみましょう
ご自身の年収で住宅ローンを「いくら借りられるか」によっても、買える価格が左右されます。借りられる額は「いくら返せるか」で決まり、年収から判断することができます。
年収に占める年間ローン返済額の割合(年収負担率)は20~30%程度におさめるのが通常です。年収から「返せる額」を計算し、 おおよその借りられる住宅ローンの額が割り出せます。
この「借りられる額」からおおよその「買える額」を逆算します。
希望の条件を整理
新しい住まいへの条件
だいたいの予算が立ったら、購入する家への希望条件を整理してみましょう。ご夫婦それぞれで、まず、家を買う理由を書き出し、家が欲しくなった理由などを挙げてみましょう。すると今の家に対する不満が明らかになってきます。それらの解消が、住みたい家の条件になります。それぞれが具体的な希望条件を整理出来たら、お互いにその条件を挙げてみましょう。家族内で事前に意見のすり合わせを行っておくと、建築業者や設計士へスムーズに伝えられます。
情報収集
情報収集の手立て
広告チラシ 住宅情報誌 新聞掲載情報 インターネット
ダイレクトメール 店頭広告や看板広告 など
情報ツールはたくさんあります。これらの情報から希望条件を照らし合わせ、検討しましょう。
窓口の不動産会社について
不動産会社に問い合わせる際は、「信頼できる会社か」、「担当者の対応はどうか」なども確認しましょう。見た目や会社の規模だけでなく、アフターメンテナンスは万全であるか、などの購入後の対応についてもチェックすることは不動産会社選びの大切なポイントとなります。
KDLではお客様にご満足いただけるよう万全のサポートを行っています。ぜひお気軽にお問い合わせください。万が一ご不満な点がありましたら、ぜひKDLまでご一報ください。すぐに対応・改善させていただきます。
現地の確認(土地に関すること)
土地に関する事 ここをチェックしよう!
敷地 | 日当たりや水はけ(雨の日)はどうか。隣の住人はどんな人か。 |
騒音・臭い | 周辺に気になる騒音や臭いなどないか。ゴミ収集所からはどれくらい離れているか。 |
道路 | 周辺道路の混み具合など状況はどうか。道幅の狭いところはないか。 |
公共交通機関 | 駅やバス停から家までの距離はどうか。駅から家までの道は暗くないか。 |
教育施設 | 保育園、幼稚園、学校、児童クラブなどへの距離や預けられる時間帯などはどうか。 |
生活の利便性 | 商店街、スーパーなど買い物エリアの他、医療機関や公園などはあるか。 |
以前の使用状況 | 用途など以前の状況の確認。(市役所などでも確認できます) |
駐車場 | 駐車スペースがどれくらい取れそうか。家族分の車をムリなく駐車できそうか。 |
現地の確認(建物に関すること)
建売を購入する場合:建物に関する事 ここをチェックしよう!
玄関・ドア・窓 | 開け閉めしてみて、スムーズか。網戸、カーテンレールはついているか。 |
床 | 沈み、きしみ等はないか。 |
排水 | 浴室や洗面の排水はスムーズか。 |
耐震性・耐久性 | 耐震性、耐久性への配慮や工夫はあるか。 |
高断熱・高気密 | 省エネへの配慮や工夫はあるか。 |
火災報知器 | 法律で定められている個数や場所を満たしているか。 |
居室 | 各部屋の広さは用途に対して十分か。 |
収納 | 収納スペースは十分か。屋外で使う物を収納する場所はあるか。 |
駐車場 | 駐車スペースに自分の車が入るか。 |
資金計画(住宅ローン契約~入居でかかると想定される諸経費)
ローン契約時 |
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保証料 |
保証協会等に支払う保証料 ※フラット35では不要です。 |
団体信用生命保険料 | 死亡や高度障害に備えて入る生命保険 ※銀行ローンの場合は、銀行が保険料を負担することもあります。 |
火災保険料 | 公庫・年金融資の場合、加入の義務があります。
※地震保険は任意ですが、愛知県は全国2位の加入率です(1位は宮城県) |
事務手数料 (融資手数料) | 金融機関や購入する住宅により、金額は異なります。 |
残金の決済 |
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購入代金の残金 | 価格からすでに支払った手付金を除いた額を支払います。 |
仲介手数料 | 売買価格 × 3% + 6万円 + 消費税です。売買契約時に支払った残りを、仲介会社に支払います。仮に1,000万円の土地の場合、仲介手数料だけで40万円弱が必要です。不動産会社(KDL)が売主の場合はかかりません。 |
登記 |
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登録免許税 |
購入した住宅により、必要税額は異なります。司法書士に預けて支払ってもらいます。 |
登記代行手数料 | 司法書士に支払います。法定の報酬以外に、法務局までの交通費や拘束費(日当)なども含まれます。 |
入居時 |
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引越し費用 |
引越し会社に依頼した場合にかかります。 |
水道負担金など |
新築一戸建てでは水道負担金が必要になります。
(KDLでは事前に金額をお知らせし、決済時に徴収しています) |
工事請負契約
●工事請負契約の際に
契約書や重要事項説明書などの書類をしっかり確認しましょう。不明なことは、その場で不動産会社へ問い合わせましょう。契約後、手付金の支払いやローンの申し込みを行う場合もあります。
建物引渡後
建物引渡後について
●建物引渡後にしておいた方がよいこと
・引渡し後は各種税金の申告を行いましょう。
購入後の手続きで重要なのが、各種税金の申告です。場合によっては税金が軽減・還付される場合があります。
・入居前後にご近所へご挨拶に伺いましょう。
隣近所へは入居のご挨拶に伺いましょう。また、家を購入したら地域の町内会への加入をおすすめします。地域の情報、防犯、災害時などに役立つほか、早く地域になじむことができます。
税金の申告
●不動産取得税 家を購入したら、不動産取得税の申告をしましょう。(蒲郡市の場合は、固定資産税査定で職員が訪問する際に、説明があります)
●贈与の特例 両親から資金援助を受けて家を購入した場合、通常よりも税率が軽くなる場合があります。
※要確定申告
●住宅ローン控除 住宅ローンを使って家を購入した場合、確定申告を行いましょう。徴収された所得税の一部が戻ってくる場合があります(住宅ローン減税)。詳しくは、KDLまたはお近くの税務署へおたずねください。
返済を楽に
●繰り上げ返済 ローンの返済途中でまとまった額を返済する「繰り上げ返済」といいます。特に金利負担の大きい当初に繰り上げ返済できれば、その後の返済負担がグッと軽くなるでしょう。しかし、繰り上げ返済しすぎて手持ちが無くなったり、住宅ローン減税が受けられなくなったりしないよう、繰上返済計画は慎重に。
●借り換え 今は低金利局面なので可能性は低いですが、返済の途中で金利が下がったら「借り換える」という方法もあります。
メンテナンス
●一戸建て 住まいの寿命を伸ばすため、屋根や基礎、外壁などを定期的にメンテナンスしましょう。KDLでは、入居後も定期的にメンテナンスサポートを行っています。
●不具合が生じたら まずはKDLへご連絡ください。必要に応じ、業者の手配を行います。保証期間内かどうかを確認し、アフターメンテナンスなどの制度を利用しましょう。
入居後
●主な手続き
住民票の移動届/印鑑登録の変更/運転免許証の住所変更/転校届(公立の小中学校の場合)/電気、ガス、水道の届け出/郵便局への転居届/銀行、NHK、新聞などの住所変更届/電話の移設 など
※まずは公的な機関から変更手続きを進めると、スムーズに進みます。