KDLが家を作るにあたり、大切にしていることを、順に詳しくご説明します。
まずは、最も大切な、地盤、基礎や躯体についてです。
強い家 -耐震等級2以上-
近年、日本では大きな地震があちこちで起きています。この地方でも必ずくると言われる巨大地震から、自分の命・家族の命を守るため、強い家でなくてはなりません。
地盤補強
専門家による地盤調査の結果、軟弱地盤と判断されたら、地盤改良や地盤補強が必要です。元々の地盤を強くしたり、強い地盤まで杭を打ったりします。強い家は、まず強い地盤から。
建物を支える基礎
基礎は建物を支え、地盤に定着させる大事な役目。
地震大国日本で命を守る、財産を守るために、家は安全な建物でなくてはなりません。建物を支える基礎は、ベタ基礎を採用し、上からの荷重をしっかりと受け止めます。
壁の配置バランス
建物には常に荷重がかかっています。特に地震や台風の時には鉛直荷重(上から下にかかる重さ)に加え、水平荷重(左右からかかる重さ)もかかります。そうした荷重に対しても建物の安全を確保するため、木造軸組工法で構造計算を行い、壁(耐力壁)をバランスよく配置し、建物の変形、ねじれを防ぎます。
骨組みに使用される木材
木材に含まれる水分量の割合を含水率といい、この含水率が小さい材ほど乾燥し、強度が増しています。
長寿な家 -劣化等級3- -維持管理3-
日本には美しい四季があります。乾燥して寒い冬もあれば、ジメジメとした梅雨や暑い夏もあります。そんな日本だからこそ、家において工夫が必要になります。
最も大切なことは、湿気を家にためこまないようにすること。雨漏りにより躯体が腐ってしまっては長寿な家は実現しません。湿気をためこんでしまうと結露がおき、家が病んでしまいます。これらの問題をどう対策していくかが長寿な家をつくるためのポイントです。そして健康的に長持ちする家で、そこに住む人とともに経年変化を楽しめるような家づくりを目指しています。
通気・換気
壁の内部には通気、基礎には基礎パッキンを設け、家全体で呼吸し、湿気がこもるのを防ぎます。
防腐・防蟻
土台及び柱などの軸組(地面から高さ1メートル)の部分に薬剤処理を行います。
維持管理
構造躯体に影響を及ぼさずに給排水管の維持管理が行えるよう、管上にコンクリートを打設しません。配水管の掃除のための掃栓口や、配管点検口を設置します。また、床下や天井にも点検口を設置します。
きれいな空気の家 -省エネ等級4-
シックハウス症候群・ハウスダスト・喘息など、家が原因でおこる病気があります。高気密は省エネに欠かせませんが、気密性を高めるだけでは家や人が病んでしまいます。
高気密を保ちながら換気を良くし、健康に配慮した材料を選ぶことにより、夏は涼しく冬は暖かい、健康的な住まいを実現できます。
高気密を保ちながら換気を良くし、健康に配慮した材料を選ぶことにより、夏は涼しく冬は暖かい、健康的な住まいを実現できます。
エアコンを使うほどでもない日に、安心して開けられる窓があったら…
換気しやすい窓をうまく設置すれば、効果的に自然の風を取り入れられます。防犯にも配慮した窓なら、日中留守の間も家の中をきれいな空気が行き交います。
KDLが目指すのは、きれいな空気が通り抜け、家族が健康に安心して過ごせる家です。